ただいま!
たかなです。
今日は明治のリニューアル新商品、the chocolate4種類を頂いたので、味見しながらレビューしていくよ。
meiji the chocorateとは?
“正真正銘、カカオの香味”というキャッチフレーズ通り、カカオの風味をたっぷりと感じられるチョコレート。
4つの産地のシングルビーンを使用し、それぞれの特徴を活かした発酵&ロースト。
コーヒー豆と同じように、カカオ豆にも産地特性があるようだ。標高、寒暖差も影響があるだろう。
カカオの育つ標高
カカオは基本的に1000メートル以下でしか育たないとのことだ。
300メートルくらいの低地で栽培される事が多く、暑い環境だそう。
カカオ豆の原産国
順位 | 国名 | 生産量 |
---|---|---|
1 | コートジボワール | 135万320 |
2 | インドネシア | 71万2,200 |
3 | ガーナ | 70万 |
4 | ナイジェリア | 40万 |
5 | カメルーン | 27万2,000 |
6 | ブラジル | 24万8,524 |
7 | エクアドル | 22万4,163 |
8 | トーゴ | 10万 |
9 | ペルー | 5万6,500 |
10 | ドミニカ | 5万4,279 |
(単位:トン 出典:Food and Agriculture Organization of the United Nations (FAO) – FAOSTAT – Production, Crops, Cocoa beans, 2011(国際連合食糧農業機関(FAO)「FAO統計データベース」(生産、作物、カカオ豆(2011年))))
明治の取り組み
1.明治サステナブルカカオ豆使用
サステナブルとは:持続可能な〜、ずっと続けていける〜の意。
環境破壊やゴミ問題など環境に対する対策として、社会的に取り組むべき問題となっている。
サステナブルカカオ豆とは:農家支援を実施した地域で生産されたカカオ豆のこと
SDGsという言葉を聞いたことがある人も多いはず。
サステナブルの取り組みは、地球にやさしい行動をしていこうね、ということだろう。
大手企業の明治さんとしても、大切な問題として捉えているようだ。
2.シングルビーン
シングルビーンとは、単一産地(国)カカオ豆のみを使ったチョコレート。
コーヒーにもシングルオリジンという呼び名で、単一産地、単一農園で栽培されたものと認識している。
カカオ豆にも産地特性はあり、シングルビーンでカカオ本来の香味や個性を届けられるのが特長だ。
3.こだわりぬいた品質•発酵•ロースト
チョコレートのおいしさの約7割は、豆の品質と発酵で決まると言われているとのこと。
コーヒー同様、豆の収穫、発酵、焙煎など、さまざまな工程を経て製造される。
産地によっても味や香りの特性も異なる。
それぞれに特性によって焙煎温度を変えたりと、明治さんの努力が伺える。
4.香料不使用
さまざまな商品に含まれる香料。商品を安価に製造するためにもなくてはならない存在だが、化学物質などの使用により人体にリスクがあることもあるようだ。
明治さんの取り組みとして、香料を使わずカカオ本来の味を楽しんでもらおうということだ。
5.理想のカタチ
“カタチが変わると、香味も変わる。
だから、縦横比・厚み・重さ…
1枚に徹底的にこだわりました。
よりくっきりと際立つ、カカオの個性をお愉しみください。”
といったメッセージからも分かる通り、商品としての見た目にも存分にこだわったチョコレート。
・洗練された美しさ
確かに見た目にもこだわったとわかるデザイン。
大和比という黄金比に並ぶとされる比率のデザインが描かれている。
・「ひとくちサイズ」に込めた想い
“短辺は口に入れやすい22mmの大きさ”
確かにリニューアル前は板チョコの見た目だったはずだ。
今回のリニューアルでは一口サイズにこだわり、個包装となっている。
・香味が際立つ「1mm」の進化
“リニューアルによって最も変わったのが、1枚の「厚み」です。
6mmから5mmへ変更になりました。”
要は1mm厚みが薄くなったということ。
厚みがあったほうが個人的には食べ応えがあって好きだが、、
“この1mmがチョコレートの香味の感じ方に大きく影響する”
という明治さんの説明通り、薄くなったことが良い影響として反映されているのか。
・「重さ」が生み出す、余韻の最適解
食べ終わりの余韻を決めるのが香りの質と長さ。という明治さん。
“カカオ本来の香味を愉しむためには3.5gが余韻を楽しめるベストな解答”
とのことだが、果たして結果は。
6.密封包装
カカオの香味を最大の売りとしているだけに、一枚一枚個包装というのは当然といえば当然だろう。
空気に触れると、こちらもコーヒーと同様に香りが逃げてしまう。
特徴的な印象が感じられなくなってしまうのは避けたいでしょうね。
包装のデザインも、小さいながらもリニューアル前のデザインを踏襲し、カカオの実が描かれ、産地別のカラーが配色されわかりやすい。
全体的に高級感、プレミア感を出し、コンビニやスーパーでも買えるご褒美的な商品として、他の商品とは一線を画す仕上がりとなっていると感じました。
味見が楽しみです。
テイスティング方法
なんと、テイスティング方法が存在するようだ。
公式サイトを見ると、五感で愉しむチョコレートとのこと。
リラックスして感覚に身を委ねることがおすすめされており、高級感をさらに強調した製品となっている。
1.リラックスする
“お気に入りの場所と時間を用意して、落ち着いてチョコレートを愉しむ。”
僕は自宅でコーヒーを飲みながらいただくことにした。
食べる条件まで提示してくれる明治さん。
2.色•艶を愉しむ
“産地によってチョコレートの色合いは違う”
発酵や焙煎度合いによってもチョコレートの色合いは変わるとのこと。
せっかくの上質なデザイン、じっくり一枚の絵のように、鑑賞してみよう。
3.香りを愉しむ①
“まずは鼻から香りを愉しむ。”
鼻からの香りと、口に含んだ時の香りでは、違った印象があるとのこと。
コーヒーでも、鼻から感じる香りを”アロマ”、口に含んだ時の香りを”フレーバー”と言い、区別している。
チョコレートも同じことが言えるのか、要チェックだ。
4.音を愉しむ
“固く割れるか、やわらかく割れるのか。”
コーヒー豆では、一般的に焙煎が深いほど柔らかくなり、浅煎りだと固い。
チョコレートではどんな印象の違いが生まれるのか。
5.舌の上で愉しむ
“口の中に入れて、舌の上でゆっくりとかしてみてください。
舌全体に広げることで豊かな味わいを感じます。”
食べ方まで指示があるとは、さすがのコンセプト。
舌全体で味わうことで、甘味や酸味、苦味など、それぞれのチョコレートの特徴をしっかりと感じとることができそうだ。
6.香りを愉しむ②
”体温であたためられたチョコレートの味や香りの変化や余韻を愉しみましょう。
鼻で息をすることでたっぷりと香りを愉しめます。”
口の中でとろけたチョコレート。
鼻からの香りとの違いは?
特徴的な香りは感じられるのか。
ラインナップは4種類
ひとつひとつチョコレートを見ていこう。
ベネズエラ
ブラジル
手に持ってたら溶けてしまいました。すみません。。
ペルー
ドミニカ
2人で分けて食べたため、半分に切って試食。
ラインが入っていて切りやすいのもGood!!!
テイスティングの感想
ベネズエラ
多分ベネズエラが一番安定していると思う。
甘さの先にカカオ感を程よく感じる。
食べやすいけどインパクトに欠けるか。
ブラジル
果実のような酸味を感じる。
ペルー
華やかな香り。食べる人の好みによっては好き嫌いが分かれる。
フローラル、芳香。
ドミニカ
酸味と渋味の共存。
まとめ
個人的におすすめはペルーかな。
他の市販チョコレートにはない、フレーバーが味わえるのが魅力。
浅煎りのエチオピアモカコーヒーと合わせても美味しいのでは。
あえて5mmという薄さにしたのも、口に含んだ時に溶けやすく、売りのフレーバーに意識を集中しやすい。
チョコレートに刻まれたデザインだが、口の中で舌に触れた時に心地よい口当たりを生んでいる。
細部まで設計された、考え抜かれた末に生まれたチョコレートなのだと感じることができた。
ネットでも買えます。
Amazon:
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明治 ザ・チョコレートベネズエラカカオ70 42g×7個
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明治 ザ・チョコレートペルーカカオ70 42g×7個
明治 ザ・チョコレートドミニカ共和国カカオ70 42g×7個
また、コンビニやスーパーで手に入れることもできるので、気になった方は食べてみてくださいね。
では、また次のブログで。
行ってきます!
たかな
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